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版木に彫刻刀で線を引く

十 指 禅 ( 14 )いにしえの方々は坐禅を幾十年探求なされたただ、じっとしているだけですまったくもって、生産性ゼロであるこのように判断するのが人情ですただじっとしてる、それだけでしたらそうかも知れませんしかし禅僧の方々が、ぼぉ~としてたそうとは考えられません坐禅、坐相と言う輪郭線を描いていたまるで版画の世界で、版木に彫刻刀で線を引くそんな職人さんの緻密さでそれが何か意味あるのですか?そう当然問...

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内界と外界が、浸透しあうところ

十 指 禅 ( 13 )十 指 禅 と言うテーマで進めて来ましたこれは、指先に、身体の端に居するこれを強調するためですノヴァーリス ( Novalis 1772 - 1801 ) が述べられた「 内界と外界が、浸透しあうところ 」これを思惟すれば国語として扱えば、一秒もかかりませんこれを現実の身体において、この文意を読み解くそうなると、一秒が吹っ飛んで、幾十年になってしまいます....

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元気な内に

十 指 禅 ( 11 )次々いろんなことが起こります輪廻転生は予感も出来ませんが早晩この身体から退去することになるたぶんそうなるでしょうそうなった時ではなく元気な内に、その感じをつかむこの動機がはっきりすれば修行は確固たるものになってゆく先人方が、幾十年の修行をなしえたこれが基調かと....

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境に消え入る

十 指 禅 ( 10 )「 出身の活路 」 という言葉身体にくみしない世界にもくみしない皮膚と空気の境に消え入るいかにも、活路です....

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出身の活路

十 指 禅 ( 10 )「 出身の活路 」 という言葉があります心を身体から外出させず身体と外の、境に止めるそんな微妙な出身の活路独特な感じがします....

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プロフィール

正法眼蔵 

Author:正法眼蔵 
青葉坐禅堂


宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )

090-7325-5711 佐々木正巳 まで

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