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記事一覧

行 持  「 越ゆることなし 」

行 持   76 )演和尚あるときしめしていはく行は思を越ゆることなく思は行を越ゆることなしこの語おもくすべし日夜に之を思い朝夕に之を行ふべしいたづらに東西南北の風にふかるるがごとくなるべからず ( ある時、法演和尚は述べられました ( 日常生活や仕事と ( 威儀坐禅は、何が違うのでしょう ( 日常生活や仕事では ( 目的をはたす事が第一義と言えます ( 目的優先ですから ( 身形 ( 行 ) や 心 ( 思...

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行 持  「 耽 」

行 持   75 )耽道の人おほきことをよろこぶべしこの道こころにそむべしこの語みに銘ずべし ( 耽 tan 奥深いさま ( 白雲守端禅師の坐禅のなにが ( 多くの俊英方を、引きよせたのでしょう ( 白雲守端禅師は謙虚神妙 ( 身体で十字を切られた ( その切り方は ( 東西南北四線同時、中心へ落とす如しです ( 密々な心身の関係 ( それを十字中心から、換気なされたと言えます ( そのお人柄はやさしく ...

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行 持  「 雲衲霞袂

行 持   74 )つひにゆるさずしかあれども四海五湖の雲衲 unno 霞袂 kabeiこの会に掛錫するをねがふところとせり ( 白雲守端禅師は ( その教育的配慮から ( 坐禅堂の修築を ( ついに許しませんでした ( 雲衲、雲の衣 ( 霞袂、霞のたもと ( しかし、出身の活路を願う僧は ( 国中から ( 白雲守端禅師のもとに集まりました....

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行 持  「 古人樹下 」

行 持   73 )翌日に上堂して衆にしめしていはく楊岐 yogi はじめて住す屋壁おろそかなり満牀に尽く雪の珍珠をちらすうなじを縮却して暗に嗟嘘すかえっておもふ古人樹下に居せしことを ( 修築の話しがあった翌日 ( 白雲守端禅師は述べられました ( はじめて楊岐山に来た時 ( 屋根や壁はぼろぼろで ( 屋内なのに雪が舞っていました ( 悄然とため息がでたものです ( しかし古を思うと ( 祖師方は ( ...

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行 持  「 古来の勝躅 」

行 持   72 )古往の聖人おほく樹下露地に経行す古来の勝躅 syotyoku なり、履空の玄風なり ( 白雲守端禅師は続けて ( 聖人方のおおくは ( 樹の下や露地で御修行なされました ( 古の優れた事跡と言えます ( 身体に埋没することなく ( 身体から離れ、かつそばで尊ぶと言う ( 空の玄風のなせるわざですなんだち出家学道する做手脚 sa syu kyaku なほいまだおだやかならずわづかにこれ四五十歳なりたれかい...

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行 持  「 冬 暮 」

行 持   71 )五祖山の法演禅師いはく師翁はじめて楊岐 yogi に住せしとき老屋敗椽して風雨の弊はなはだし ( 五祖山の法演禅師が述べられました ( 師である白雲守端禅師が ( 始めて楊岐山に住した時のことです ( 屋根のたるきは腐って ( 風雨をしのぐことも出来ませんでしたときに冬暮なり殿堂ことごとく旧損せりそのなかに、僧堂ことにやぶれ雪霰満牀、居不遑処なり ( 冬の夕暮れ ( 殿堂皆いたんでまし...

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行 持  「 貪名愛利 」

行 持   70 )師の行持むかしいまの知識とあるはおなじくほむるところなり劣慧のものはほむべしとしらず貪名愛利のなかに仏法あらましと強為するは小量の愚見なり ( 法常禅師の行持を ( 古今の祖師方はみな ( 同じように褒めています ( 智慧が至らなければ ( 法常禅師の行が尊く ( 褒むべしものと理解出来ません ( 何故、理解出来ないのでしょう ( 名を貪り利を愛する ( その方向の真逆の端てに ...

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行 持  「 一虎一象 」

行 持   69 )生前には、一虎一象よのつねに給侍す、あひあらそはず師の円寂ののち、虎象いしをはこび泥をはこびて師の塔をつくるその塔、いま護聖寺に現存せり ( 生前、法常禅師のもとには ( 一頭の虎と一頭の象が仕えていました ( 互いに争うことはありませんでした ( この 「 一虎一象 」 は ( 「 付かず 」 と 「 離れず 」 を表しています ( 身体の中に埋没しない ( と言う身体からの離脱と ( こ...

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行 持  「 因 縁 」

行 持   68 )この因縁は人天みなしれるところなり天龍は師の神足なり俱胝は師の法孫なり高麗の迦智は師の法を伝持して本国の初祖なりいま高麗の諸師は、師の遠孫なり法常禅師は、即心是仏ここからインスピレーションを受けその御身体を聖十字・坐禅に捧げますその御姿は心は身体の外にあって、神仏を拝するようです心は身の傍らで、身の十字架を拝します法常禅師のもとから天龍和尚 俱胝和尚高麗に坐禅を伝えた迦智和尚と多く...

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行 持  「 任 他 」

行 持   67 )あるとき、馬祖ことさら僧をつかはしてとはしむ「 和尚そのかみ馬祖を参見せしに  得何道理、便住此山なる     」師いはく「 馬祖われにむかひていふ  即心是仏、すなはちこの山に住す 」僧いはく「 近日、仏法また別なり 」師いはく「 作麽生、別なる 」僧いはく「 馬祖いはく、非心非仏とあり 」師いはく「 這老漢、ひとを惑乱すること  了期あるべからず  任他非心非仏、我祗管即心是...

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プロフィール

佐々木 正巳

Author:佐々木 正巳
佐々木正巳 
宮城県仙台市在住 
61歳です。

師 沼田 勇 先生 ( 玄米 )
師 中川 宗淵 老師 ( 三島 龍沢寺 )
師 瀬島 龍三 先生 

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文章を通しての師

沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )
Rudolf Steiner 先生
















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