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做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず   4

「 做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 」 4腕の円相・手の円相・親指の合わせで「 胸郭 kyo-kaku 」 をやさしく、つかむはいっ! まったく ??? です手や腕、その根元は何処ですか? そう改めて問われればあっ、肩ですか? となります肩は ・・肩甲骨・前鋸筋を通して「 胸郭 kyo-kaku 」 とつながってますですから両手は肩を通して胸郭に確実につながってます「お箸」が使えるんだから手の感覚を前鋸筋まで伸ばして「前...

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行 持  下 「 祇薗 gi-on の正儀なり 」

正法眼蔵 行 持  下「 祇薗 gi-on の正儀なり 」諸仁者 syo-ninzya還 kae って古人の偈 ge を見るや「 山田脱粟 datu-zoku の飯 野菜淡黄の韲 sai 喫せば則 sunawa ち君が喫するに従 maka す 喫せざれば東西するに任 maka す 伏して惟 o-mon みれば 同道 do-do 、各自に努力せよ。珍重 tin-tyo 」 ( 皆様はこの詩を御存じでしょう ( 「 山中の田で取れた玄米 (   素朴な野菜のあえもの (   これで...

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做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 3

「 做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 」 3揺りかご(肋骨)(黄色ライン)の上部・下部を起始(押さえ)にしてA.肩甲骨の裏を斜め後ろ上方(-30度)へ伸ばすB.外腹斜筋を斜め前下方(30度)へ伸ばす澤木興道老師の「 頭で天を衝き、腰を大地に埋める 」その内部構造はと言うと鳩尾・肋骨揺りかごを起始(押さえ)にしてA.前鋸筋・B.外腹斜筋 この二筋が斜めに伸ばされ、そして反転してる集約ベクトルもかかってます「伸ばし」...

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「做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 2

「 做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 」 2両股関節がやさしく押さえられるように上半身を前傾、軽くお辞儀します鳩尾が伸ばして上半身を戻します両脇に三日月をイメージします( 手で触って場所を確認してみます )両股関節のやさしい押さえ感を脇の下の三日月に CopyPaste します脇の下の三日月へのやさしい押さえ感が出来たらそれを押さえにして両肩甲骨の 「内側」 を背骨方向・-30度上方へ引きます前鋸筋は肩甲骨の内側...

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做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず

「 做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 」手足をどう治めるか手足をどのように使うか二本の矢印は下半身と上半身を繋ぐ大腰筋です下が股関節、上が鳩尾 mizo-oti の裏で逆V字に張られてます左右両股関節をガチィ押さえて鳩尾を伸ばしたとします上へと張ったのですが下へと戻ろうとする力が喚起します真逆シンメトリーな鏡像です筋肉学で言うところの「 起始と停止 」 ですが起始と停止って何の事ですか?となるのが普通です検索し...

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行 持  下 「 做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 」

正法眼蔵 行 持  下「 做手脚 sa-syu 迄 ita らず 」又 況 iwa んや百味の珍羞 tin-syu 逓 tagai に相 ai 供養し、道 i ふ我は四事具足 sizi-gusoku して方 masa に発心 ho-sin す可しと ( 先人方とは違い今日では ( 百味御馳走を供養して頂き ( そして述べるに ( 衣食住が整ってはじめて ( 発心修行が出来ると只 恐らくは做手脚sa-syu-kyaku 迄 ita らずして便ち是れ生を隔て世を隔て去らん時光 箭 ya に似たり...

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行 持  下 「 古聖の做処 」

正法眼蔵 行 持  下「 古聖の做処 」你 nanzi 見ずや達磨西来 sei-rai して少室山 syo-situ-zan の下に到り面壁九年す ( 知ってのとおり ( 達磨大師が西から来られ ( 少室山の下に到り ( 壁に向かって九年 ( 坐禅をなされました二祖、雪に立ち臂 hizi を断つに至って謂 ii つ可し、艱辛 man-sin を受くと ( 二祖慧可大師は ( 達磨大師の法を求めて ( 雪の中に立ち ( 自分の臂を断ちました ( これ...

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行 持  下 「 東喝西棒 」

正法眼蔵 行 持  下「 東喝西棒 」豈 ani 更に去って陞堂 sin-do 入室し拈槌 nen-tui 竪払 jyu-hotu し東喝 to-katu 西棒 sei-bo して眉を張り目を怒らし癇病 kan-byo の発するが如くに相 ai 似たるべけんや ( どうして高いところから ( 大声を出したり ( 棒を振り上げたりして ( 癇癪をふりまいて ( それでどうなるものでしょう唯 tada 上座 zyo-za を屈沈 ku-tin するのみにあらず況 iwan や亦 ma た先聖に辜...

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行 持  下 「 便りを著けず 」

正法眼蔵 行 持  下「 便りを著けず 」山僧 san-so 、今日諸人の面前に向かって家門を説く、已 sude に是れ便りを著 tu けず ( 私 ( 道元禅師 )は、今日 ( 先人達がどのように ( 修行されたかを述べました ( しかしこれも余計なことと言えます ( 時間も空間も ( 広大無辺に見えます ( でも実は ( 内に閉じた一つの玉 ( 一つの宝鏡だとします ( 世界の端ては ( 宇宙の彼方ではなく ( こ...

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行 持  下 「 寂 爾 」

正法眼蔵 行 持  下「 寂 爾 」音塵寂爾 onzin-zyakuni として消息宛然 en-nen たり一味蕭条 syo-zyo として趣向すべき無し ( 静かに坐し ( 気を身体の端まで射る ( 皮膚裏を結界として ( 手の指先、足の指先まで射る ( 世界の端てを遠方とせず ( 身体の皮膚裏とすれば ( 身体は内へ宝鏡となり ( 身体は寂円相となります....

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プロフィール

正法眼蔵 

Author:正法眼蔵 
青葉坐禅堂


宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )

090-7325-5711 佐々木正巳 まで

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