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谿声山色  9 「 逆水の波浪たかく天をうつ 」

正法眼蔵 谿声山色  9「 逆水の波浪たかく天をうつ 」この居士の悟道せし夜はそのさきの日、総禅師と無情説法話を参問せしなり ( 東坡居士 [ 1037 - 1101 ] が ( 谿声山色を聴いた夜 ( そのすこし前、照覚常総禅師から ( 「 無情説法話 」  ( について説明を受けていました禅師の言下に翻身 hon-sin の儀いまだしといへども谿声のきこゆるところは逆水の波浪たかく天をうつものなり ( 禅師からその説明を...

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「 Eye ストレッチ 」  3

「 Eye ストレッチ 」  3 「 山流 san-ryu 水不流 sui-huryu 」 どぉーんと山があって、身軽清流が流れてる 私達も、視線注意を 何気に、あっちこっちに振り向けます 視線の先を、瞳の中に止める [ 水不流 ] すると何が見えるでしょう 眼を開けてれば、新緑の光が訪れます [ 山流 ] 実は見なくても [ 不見 ] 、見える と言う当たり前の事に気付きます でも、繰り返...

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谿声山色  8 「 山流 san-ryu 水不流 sui-huryu 」

正法眼蔵 谿声山色  8「 山流 san-ryu 水不流 sui-huryu 」いま学道の菩薩も山流 san-ryu 水不流 sui-huryu より学入 gaku-ryu の門を開すべし ( 不動雄大な山があり ( そこを清流が流れてる ( 普通そう見えます ( 清々しい新緑が眼前にあり ( そこへ私達は視線を流します ( ここでイメージを変えて ( ここに雄大な眼があり ( これは動かず [ 水不流 ] ( 山が山の新緑の方が ( こちらへ流れ...

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「 Eye ストレッチ 」  2

「 Eye ストレッチ 」  2普通、目は見るための道具?であって見る対象とは見てません眼そのものを見る、これを実験すると「 眉間が虚である 」これが前提になるのでは、そう思われて来ます眉間が 「 虚 」 であるためにはその対極である 「 実 」 がないと、どうにもなりません鼻・唇がしまっててその密で、踵・つま先が活きる踵・つま先の覚醒が、両足の直角交差によりクロスして、腹・腰を活かすこの 「 実 」 の全身ネットワ...

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谿声山色  7 「 舌相も懈倦 ke-gen なし 」

正法眼蔵 谿声山色  7「 舌相も懈倦 ke-gen なし 」なにとしてかさらに山色を見、谿声をきく一句なりとやせん、半句なりとやせん、八万四千偈なりとやせん ( では、山色を見、渓声を聞くとは ( どのような事でしょうか ( 一句として、半句として ( あるいは八万四千の偈として ( 受け止めるでしょうかうらむべし山水にかくれたる声色 syo-siki あること又よろこぶべし山水にあらはるる、時節因縁あること舌...

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「 Eye ストレッチ 」  1

「 Eye ストレッチ 」  1普通、目を見るとは相手の目を見ることで「 自分の瞳を見る 」 これは、??? ですでも実際試してみると、新鮮な感じもします。...

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谿声山色 6  「 聞谿 mon-kei 悟道 go-do の因縁 」

正法眼蔵 谿声山色  6「 聞谿 mon-kei 悟道 go-do の因縁 」居士、仏印にたてまつる に無価 mu-ge の玉帯 gyoku-tai をもてすときの人いはく凡俗 bon-zoku 所及 syo-gyo の儀にあらずと ( 仏印 bu-tin 禅師 ( 了元ryo-gen和尚 ) は ( 蘇東坡 [ 東坡居士 1037 - 1101 ] へ ( 袈裟を授けます ( 蘇東坡はそのお礼として ( 玉飾りの帯を献上します ( 人々はこれを聞いて ( 普通ありえない事だと賞賛しまし...

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「 ピタゴラスの定理・ストレッチ 」  6

「 ピタゴラスの定理・ストレッチ 」  6坐禅は、スポーツ・運動の一つですか?そんな問いも出来ますただ坐ってるだけなのでスポーツ感は感じませんが「 がつんッ!」 と坐ると筋肉は確かに関与してますが骨格系?のスポーツ、そんな感じは受けます上記イラストはひざ・ももを直角に調整してみるそれを表していますピタゴラスの定理が、どうこうと言うよりそう骨格を決める事で「 がつんッ!」 に近づけます....

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 谿声山色  5 「 法衣を塔 ta して 」

正法眼蔵 谿声山色  5「 法衣を塔 ta して 」居士、あるとき仏印 bu-tin 禅師 ( 了元ryo-gen和尚 ) と相見 syo-ken するに仏印 bu-tin さづくるに法衣 ho-e 仏戒等をもてす居士つねに法衣を塔 ta して修道しき ( あるとき、仏印禅師は ( 東坡居士へ袈裟仏戒を授けます ( 東坡居士は、常にその袈裟を戒めとします ( 「 法衣を塔 ta する 」 とは、どんな意味でしょう ( 「 塔 」 は ( 梵語の「 卒塔婆 so-...

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「 ピタゴラスの定理・ストレッチ 」  5

「 ピタゴラスの定理・ストレッチ 」  5古人が、坐禅が大事と言う時何を尊んでそう伝えたのか?椅子・胡坐・正座ではしない「 お尻を上げて坐る 」この 「 建築構造上 」 の基礎の創り方これが、その坐法の大きな特徴です道場では、「 ZAHU 」 と言う丸い座布団でお尻をあげますが多くの先人方が「 坐禅石 」 石の傾斜を利用して坐られたことも事実です固い上に坐るのはちょっと ・・・ な感じですが実際してみるとやわらか...

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プロフィール

佐々木 正巳

Author:佐々木 正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催




かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」




宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )











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