正法眼蔵 行 持 下
「 おもひやる 」
潙山のそのかみの行持
しづかにおもひやるべきなり
おもひやるといふは
わがいま潙山に
すめらんがごとくおもふべし
( 潙山霊祐禅師 「 771~853 」
( の当時の行いに思いをはせます
( 思いをはせるとは
( 自分が今、潙山に住んで
( 霊祐禅師と共に坐していると
( 威儀を正すことです

( 13世紀に生きられた道元禅師が
( 400年前・9世紀に生きておられた
( 潙山禅師に思いをはせます
( ただ思うだけでなく
( 同じ事、同じ坐を行うことで
( その距離はどれだけ縮まるのでしょう
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