正法眼蔵 行 持 下
「 活計 ka-kei なり 」
命をかろくし
法をおもくする
行持にあらずば
しかあるべからざる活計 ka-kei なり
薙草 ti-so すみやかならず
土木いとなまず、ただ行持修練し
辨道功夫 ben-do ku-hu あるのみなり

( 命を軽くして、法をおもんじる
( 既命を断裁して、新命を創造する
( 垂直一路の坐禅の活計です
( 草刈りや山門整備も大事ですが
( この身体を木材にして
( 仏塔本殿を造営するのが行持です
( 潙山禅師 「 771~853 」 は
( この坐禅の行を、第一義とされました

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