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行 持  下  「 山中の嶮岨」



正法眼蔵 行 持  下
 「 山中の嶮岨 」


あはれんべし
正法伝持の嫡祖 teki-so
いくばくか山中の嶮岨 ken-so
にわづらふ
潙山 i-san をつたへきくには
池あり、水あり、こほりかさなり
きりかさなるらん
人物の堪忍 kan-nin すべき
幽棲 yu-sei にあらざれども
仏道と玄奧と、化成することあらたなり


20201220SS00001.png


 ( 潙山禅師は
 ( 険しい山中にあって
 ( 正法の坐を護持されます
 ( 潙山という山は
 ( 池水多く、氷が重なり
 ( 霧が立ち込めるような山です
 ( よいとは、とても言えない
 ( この厳しい場所に
 ( 潙山禅師は
 ( 仏道玄奧を具体化する
 ( 水平・垂直交差の
 ( 坐の十字架を建てられたのです








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プロフィール

正法眼蔵 

Author:正法眼蔵 
青葉坐禅堂


宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )

090-7325-5711 佐々木正巳 まで

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