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行 持  下  「 三年の功夫 」



正法眼蔵 行 持  下
 「 三年の功夫 」

のちに仰山 gyo-san きたり侍奉 zi-bu す
仰山もとは百丈先師のところにして
問十答百の鶖子 syu-si なりといへども
潙山に参侍して、さらに
看牛 kan-gyu 三年の功夫となる
近来は断絶し、見聞することなき行持なり
三年の看牛、よく道得を人にもとめざらしむ


20201224SS00002.png




 ( その後
 ( 仰山禅師が来られ
 ( 潙山禅師を手本として
 ( 坐禅を組まれます
 ( 仰山禅師はそれまで
 ( 亡き師 百丈禅師のもとで
 ( 十問われれば百答えるような
 ( 舎利弗 syari-hotu みたいな方でした
 ( そのような方がさらに三年
 ( 潙山禅師のもとで
 ( 坐の十字架を修練なされます
 ( このようなことは近来絶えて
 ( 聞きおよびません
 ( さらに三年と、続けられる
 ( 仰山禅師の、この坐の行持は
 ( 私達を大いに鼓舞してくれます


20201224SS00001.png


 ( 坐の十字架
 ( どうしてそんなアプローチを
 ( 採用する必要があるのでしょう
 ( シュタイナー先生が残された
 ( 「 心魂十字図 」 です
 ( 中心へ集まる四要素は
 ( ぜんぜんまったく異質なもの
 ( 蝶々と象さん、ライオンと鳥さんが
 ( 同じテーブルに集まり
 ( 会食するようなです
 ( 外から見ると、あんこ最中にしか見えません
 ( でも実際は四色最中になってる







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プロフィール

佐々木 正巳

Author:佐々木 正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催




かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」




宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )











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