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行 持  下  「 両頭撒開 sa-kai 」




正法眼蔵 行 持  下
 「 両頭撒開 sa-kai 」

直 ziki に須 subeka らく
両頭撒開 sa-kai し
中間放下して
声に遇い色に遇うも
石上に華 hana を栽 u-yu るが如く
利を見、名を見るも
眼中に屑 setu を著 tuku るに似たるべし

 ( ここからここまで
 ( 両端に囲まれてる
 ( その中にこもってる
 ( 私達はいつも身体にこもってます
 ( 「 stay body 」 してる



20210101SS00005.png




 ( ミケランジェロ 「1475-1564」 が
 ( 「 ピエタ 」 を創られた時
 ( ミケランジェロ は
 ( 何処におられたでしょうか
 ( 大理石の外に立ってた
 ( 大理石の外から一刀を振るってた
 ( 彫刻家は石の中におらず
 ( 造形の魂を
 ( 石の外から吹き込んでるように見えます

 ( 芙蓉道楷禅師 1042 ~ 1118
 ( は、どうでしょうか
 ( 造形中(坐禅中) 、石(body) の中に
 ( おられなかったのは明らかです
 ( では、石(body) から離脱してたか
 ( と言うと、
 ( 造形(坐禅) の精神を
 ( 石(body) へと送り続けなければ
 ( 造形(坐禅) は途切れます

 ( 芙蓉道楷禅師 は、どこにいるのでしょうか
 ( 物質界(石body)の中におらず
 ( 造形(坐禅) の精神を操ってるので
 ( 造形(坐禅) の精神の中にもおられません

 ( その時
 ( 芙蓉道楷禅師 の消息は
 ( 三界の感覚から消え去ります
 ( 造形(坐禅) をなしている時
 ( 三界を超え出ています






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プロフィール

佐々木 正巳

Author:佐々木 正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催




かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」




宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )


読み上げ( read aloud ) はこちらでした。
https://www.youtube.com/channel/・・・・








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