做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 3
- 2021/01/30
- 16:58
「 做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 」 3
揺りかご(肋骨)(黄色ライン)の
上部・下部を起始(押さえ)にして
A.
肩甲骨の裏を
斜め後ろ上方(-30度)へ伸ばす
B.
外腹斜筋を
斜め前下方(30度)へ伸ばす

澤木興道老師の
「 頭で天を衝き、腰を大地に埋める 」
その内部構造はと言うと
鳩尾・肋骨揺りかごを起始(押さえ)にして
A.前鋸筋・B.外腹斜筋 この二筋が
斜めに伸ばされ、そして反転してる
集約ベクトルもかかってます

「伸ばし」と「戻り」ですが
それって1mmとかそれ以下な
極小なポイントで現れる
そのポイントでは1mm伸ばして1mm引いてる
なので、外見上運動にはなってません

法界定印の親指の合わせ
そこから手の円相・腕の円相
そして脇の下の前鋸筋の伸ばしへ
前鋸筋の押さえ(起始)は
脇の下の揺り籠(肋骨)で
それはまた両股関節に繋がる
外腹斜筋の起始(押さえ)でもあるので
手・親指の合わせと股関節までが
リンクするのが感じられます
これは実験実証出来る事ですが
がってん!なるなる!
てならないのは
上半身と下半身を繋ぐメイン筋である
大腰筋が張られたないから ・・
それで坐禅と胡坐の違いって
お尻を上げて坐る事にあるって分かります
普通、坐蒲 Za-Fu と言って
丸い座布団を使用しますが

このような固いもので
お尻を上げないとだめなんじゃないか
山中に訪ねて来た客人に
振舞うものがなく
良い坐禅石がありますと
それでもてなしたと言う故事は
本当にそうだったと思います
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