行 持 下 「 焼香.礼拝.念仏.修懺.看経 を用いず 」
- 2021/03/19
- 09:49
正法眼蔵 行 持 下
「 焼香.礼拝.念仏.修懺.看経 を用いず 」
又いはく、参禅は
身心脱落 sinzin-daturaku なり
焼香 礼拝 念仏 修懺 syu-san 看経 kan-kin を用いず
祗管 si-kan に坐して始めて得ん

( 私の師である
( 天童如浄禅師 1163-1228 は
( こう述べられました
( 参禅とは、心を身から離して
( 身から離れた心が、身を正すことです
( 心を身に、深く浸入させて行う
( 焼香礼拝や念仏
( 懺悔 読経とは対極にあります
( 心を身から離し
( しかもその身を捨てることなく
( 大事なものとして扱う
( 参禅とは、
( 心を身から離して [ 一度死んで ]
( その屍で活きた仏像を創ることです
.