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行 持  下 「 諸人審細に辨道功夫すべし 」




正法眼蔵 行 持  下
「 諸人審細に辨道功夫すべし 」


たれか諸方にうけざる人あらん
一万鋌 zyo の銀子
ふるき人のいはく
金銀珠玉、これをみんこと
糞土 hun-do のごとくみるべし
たとひ金銀のごとくみるとも
不受 hu-zyu ならんは
衲子 no-su の風なり
先師にこの事あり、
余人 yo-nin にこのことなし

 ( 一万鋌の銀貨
 ( 受け取らない人が
 ( どこにおられるでしょうか
 ( 昔の人が諭しています
 ( 金銀宝珠は
 ( 腐った土に見えるはずだと
 ( 仮に宝に見えたとしても
 ( 受け取らないのが禅家の宗風です
 ( 如浄禅師にはそれがあり
 ( 他の人にはありませんでした

先師つねにいはく
三百年よりこのかた
わがごとくなる知識いまだいでず
諸人審細に
辨道功夫 bendo-kuhu すべし

 ( 如浄禅師はいつも述べられました
 ( この三百年、坐禅の中で
 ( 存在 [ 身体 ] それ自体から
 ( 宝珠を現わす智慧は消えてしまった
 ( ここに集った皆様は
 ( 坐禅修行を通してこの智慧を
 ( また少しずつ甦らせなければなりません


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先師の会 e に
西蜀 sei-syoku の綿州人にて
道昇 do-syo とてありしは
道家流 do-ka-ryu なり
徒党 to-to 五人
ともにちかうていはく
われら一生に
仏祖の大道を辨取 ben-syu すべし
さらに郷土にかへるべからず

 ( 如浄禅師の道場に
 ( 西蜀 綿州 men-syu の人で
 ( 道昇という※道教の人がいました

   ※老子・荘子の教えを奉ずる人々

 ( 道昇は仲間五人と共に誓います
 ( 我等は、この一生の間に
 ( 仏祖の大道を会得しよう
 ( それまでは決して郷土に帰らずと

先師ことに随喜して
経行道業 kin-hin do-go
ともに衆僧と一如 iti-nyo ならしむ
その排列 hai-retu のときは
比丘尼 biku-ni のしもに排立 hai-ryu す
希代 ki-daio の勝躅 syo-tyokuなり

 ( 如浄禅師は
 ( それを聞き、とても喜ばれ
 ( 五人の道家の修行者を
 ( 出家修行者と同じく遇します
 ( 道場の者が並ぶ時は
 ( 尼僧の下に並ばせました
 ( 坐禅修行から仏道大道を
 ( 明らめんとする志を第一とし
 ( 出家在家を第一とはしなかった
 ( この如浄禅師の道場運営は
 ( 画期的なものだったのです

又 福州の僧
その名 善如 zen-nyo
ちかひていはく
善如 平生さらに一歩を
みなみにむかひてうつすべからず
もはら仏祖の大道を参ずべし

 ( 又 福州の僧で
 ( 善如という人が誓いました
 ( ほんの少しでも
 ( 引き返すことがあってはならない
 ( 必ずや仏祖の大道を明らめようと

先師の会に
かくのごとくのたぐひあまたあり
まのあたりみしところなり
余師のところになしといへども
大宋国の僧宗 so-syu の行持 gyo-zi なり

 ( 如浄禅師の道場には
 ( このような方が多くおられたのです
 ( 実際私はそれを見て来ました
 ( 他の道場におられなかったが
 ( これが大宋国の僧家の在り様なのです

われらにこの心操 sin-so なし
かなしむべし
仏法にあふときなほしかあり
仏法にあはざらんときの身心
はぢてもあまりあり

 ( 私達の道場にこの志がないことは
 ( とても悲しいことです
 ( 坐禅仏道に出会えてなおそうです
 ( もしここで坐禅仏道に
 ( 出会わなかったとしたら
 ( 私達の身心は暗黒の中に
 ( 佇むしかなかったのです






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プロフィール

佐々木 正巳

Author:佐々木 正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催




何故、坐禅は継続出来るのか?
Why can zazen be continued? (2)


頭で天を衝き、腰を大地に埋める
With your head, hit the sky.
Bury your waist in the earth

身体(身長)の上限下限が明らかになります
骨格の上限下限が明らかになるとも言えます
The upper and lower limits of the body (height) will be revealed.
It can also be said that the upper and lower limits of the skeleton are revealed.

私達は身体(骨格)の先端に立ちます
これは寝てるような状態
骨格がフリーな状態になります
We stand at the tip of our body (skeleton)
This is like sleeping
The skeleton is in a free state




宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )


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