谿声山色 43 「 八万四千偈 」
- 2021/07/09
- 09:55
正法眼蔵 谿声山色 44
「 八万四千偈 」
正修行のとき
谿声谿色、山声山色
ともに八万四千偈ををしまざるなり
( 足を組み静かに坐し
( 両足の甲を伸ばす
( 手を法界定印に組み
( 両手の甲を伸ばす
( 燃え尽きることが出来なかった
( 「 繰り越しの生 」 と
( 共に生きて来た
( もう彼らもお帰り時だ
( 手足四つの甲その伸びは
( 帰還のための滑走路です
( 私達がこれを整え
( 彼らが飛び立つなら
( 谿声谿色、山声山色は
( これを喜び、祝福の讃美歌を歌うことでしょう
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