正法眼蔵
菩提薩埵四摂法 13
bodai-sa-ta-si-syo-bo

もしよく布施を学するときは
受身捨身ともにこれ布施なり
治生産業もとより
布施にあらざることなし
( 布施と言う言葉を
( 深く熟考してみます
( 今、この身を得て
( 今生に生を得たことも
( 必ずこの身を離れて行くことも
( ともに自らの意志で
( 手放すことを学ぶためです
( 日々の仕事や社会の経済活動も
( その本来の意味は
( 自身の熱と力をサービスとして
( 社会へ提供してゆくところにあります
( 社会根幹は布施だと言えます
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