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行 持  下  「 自称せん 」



正法眼蔵 行 持  下

 「 自称せん 」


西天にいたりて
正師をみたるといふ
たれかその人
いまだきこえざるなり
もし正師にあはば
いくそばくの名称をも自称せん
なきによりて自称いまだあらず

 ( インドに行って
 ( 師に会ったという人を
 ( 聞いたことがありません
 ( 師に会っていたなら
 ( その名を自ら言うことでしょう
 ( 会ってないから述べないのです



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 ( 道元禅師は
 ( お堅いイメージですが
 ( この一節からは
 ( 気さくな感じが伝わって来ます

 ( いい事があったら
 ( 述べたくなりません
 ( いい出会いはその方を満たし
 ( あふれ出て来るはずじゃないっ



20200928SS00003.png
 ( 達磨大師、道元禅師の師とは
 ( 面壁坐禅であり只管打坐に他ならない、とも言えます
 ( それを人の師から承った感じでしょうか

 ( しかし、この師は
 ( やってみても全然ぴんとこない!
 ( お会いしても、どんな方か
 ( まったく理解出来ないので
 ( やっかいです


20200928SS00002.png
 ( 前の文章と矛盾しますが
 ( 感動があふれ出る、とならず
 ( 身の構え、その十字中心へと
 ( 感動が流入寂滅してゆく
 ( そんなスキームです
 ( 通常の意識感覚と逆です



20200928SS00001.png
 ( 精神疾患の患者数 
 ( 日本で400万人?
 ( 世界のうつ病患者数 3億人?
 ( この師 ( 面壁坐禅 ) が簡単に
 ( 受け入れられるものだったら
 ( そのような病・事態は
 ( 起こりえなかったかもしれません



20200928SS00009.png
 ( 三次元座標系
 ( 中心へと続く、六本の矢
 ( これに沿って素直に
 ( 「 引きこもり 」 すれば
 ( すべての矢は真逆からやって来ますので
 (  [ +A ] + [ -A ]
 ( 正反対の同量が衝突し、相殺されます

 ( 送付した請求書の額と
 ( 届いた請求書の額が同じ
 ( なんて事は普段ありえないので
 ( この相殺はイメージしづらい
 ( かも知れません



20200928SS00011.png
 ( 三次元座標系
 ( 中心へと続く、六本の矢
 ( これは科学的とか精神的とか
 ( そのような観念とは別次元
 ( あえて言葉にするなら
 ( 「 理念 」 のようなものでしょうか

 ( 観念・精神空間って
 ( 個人的にも、時代的にも
 ( どんどん変わって行きます
 ( 「 理念 」 はその背後にあって
 ( ひょうひょうとなされてる


20200928SS00007.png
 ( 三次元座標系
 ( 身体的にはそれは三半規管
 ( に依存しています
 ( 事故とかで損傷を受けますと
 ( もう、前後左右上下を認識出来ません
 ( この三半規管って
 ( どのように形成されたのでしょう ?



20200928SS00006.png
 ( では、目はどうでしょうか 
 ( 自然に形成されたとも言えます
 ( しかし、光が目を生成なされた
 ( と言う方が説得力があります
 ( 一万年前に洞窟深く移住した
 ( その動物は、栄養が目にいかず
 ( 目は退化消滅して耳が発達した
 ( この説明は十分理解出来ます
 ( 光が先で、目の形成が後に来る
 ( これは大事が着眼なのかも知れません



20200928SS00005.png
 ( 雪の結晶は自然にできる
 ( 確かにそうですが
 ( ある形成力が外から働きかけて
 ( フリーなそれを、そう形づくった
 ( 雪の結晶は、その素直な模写とも言えます

 ( 三次元座標系
 ( 中心へと続く、六本の矢
 ( 三半規管の形成はどうでしょうか
 ( ある形成力が外から働きかけて
 ( 身体にその模写を形成した
 ( ・ ・ と します
 ( 宇宙?太陽系?時間と空間?
 ( どこからか、その形成力が働きかけた
 ( これを逆に戻るところに
 ( 達磨大師のマジックがあるのかも、です

 ( 三半規管と言う模写に沈潜して
 ( ルート順番を逆に戻って
 ( その形成力へアプローチなられてる

 ( 秋明菊を通して
 ( 秋の精霊達へアプローチ出来るかも
 ( でしょうか



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090-7325-5711 佐々木正巳 まで

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