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行 持  下  「 使用せず 」



正法眼蔵 行 持  下
 「 使用せず 」


今生、つひに
如来の真訣をきかず
如来の正法をみず
如来の面授にてらされず
如来の仏心を使用せず
諸仏の家風をきかざる
かなしむべき一生ならん
隋 唐 宋の諸代
かくのごときのたぐひおほし

 ( 今生この身で
 ( 如来の秘訣を聞けず
 ( 如来の正法を見れず
 ( 如来の面授に照らされず
 ( 如来の仏心を使用できない
 ( 諸仏の家風を聞けない
 ( 悲しいことです
 ( 六世紀から十世紀
 ( 随、唐、宋の時代でも
 ( そのような状況でした



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 ( 六世紀 ( 520年 ) に
 ( 達磨大師が中国へと
 ( 面壁坐禅の正法を伝えられた
 ( でもすぐには受け入れられなかった
 ( 悲しいことだと言う一節です



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 ( 如来、不思議な言葉です
 ( このブログでは、内十字
 ( という言葉をいつも使ってます
 ( 小石を水面に投げます
 ( 中心から波紋が広がります
 ( その反対で周辺から
 ( 波紋が中心へ集まってくる感じ
 ( これを内十字と言う言葉にしてます



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 ( 如来、を内十字と言う
 ( 簡単なベクトル・イメージに
 ( 置き換えてます
 ( 来る感じ、「 来る如し 」 です




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 ( 達磨大師や道元禅師
 ( 仏法・面壁坐禅を離れてみます
 ( この如来トレーニング ?
 ( 一般生活にお役に立つかも
 ( どうお役に立つかと言うと ・・・
 ( 内十字の計六本の矢
 ( その中の 「 二矢 」
 ( その上からの矢と、下からの矢です



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 ( きっちり大地を踏みしめて!
 ( 内十字ではそうなりません
 ( 身体の中心へ
 ( すべてのベクトルが向いてる
 ( すると足の体感は上向きです
 ( ?? ですが
 ( 重さの体感は上にあり、でしょうか
 ( 上半身のベクトルは下向き



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 ( 足の体感は上向きです
 ( これは??  ですが
 ( 静岡県三島の龍沢寺
 ( 中川宋淵老師の言葉に
 ( 「 薄氷を踏む如し 」 があります
 ( これは禅問答でも思想でもなく
 ( 実感のシミュレーションです



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 ( 床が抜けそうなとこ歩く
 ( 氷が割れそうな湖でワカサギ釣り
 ( そんな経験はまずないので
 ( 「 薄氷を踏む如し 」 と言われてもね ・・
 ( 似た体感に足がすくむがありますが
 ( これは用心を通り越して
 ( 怖さを感じた時でしょうか



20200930SS00008.png
 ( 「 薄氷を踏む如し 」
 ( これは体感シミュレーションなので
 ( 床は抜けないし、湖にも落ちないので
 ( 安心して行えます
 ( この体感へアプローチします
 ( 内十字ですから、上半身からの
 ( 下向きのベクトル ↓
 ( 「 薄氷を踏む如し 」 の体感
 ( 上向きのベクトル ↑
 ( 直線上にそろうよう イメージです



20200930SS00009.png
 ( 重さは下向き
 ( 「 薄氷を踏む如し 」 は上向き
 ( 計算上は ( +A)+(-A) = 相殺の零
 ( となるでしょうか
 ( それで? ・・・ あら不思議
 ( これは通販の個人的ご感想 ですが
 ( 身体の重さが軽くなったような



20200930SS00010.png
 ( 錯覚でしょ! なのですが
 ( 道元禅師の「 かなしむべき一生 」
 ( ではありませんが
 ( 同じく錯覚で、心身を重く感じてる
 ( それでいいんでしょうか



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 ( 錯覚でないものがあります
 ( 直線上に合わせるという理念です
 ( 直線、円でもいいのですが
 ( これは個人的な思いでないし
 ( 思想哲学、宗教でもありません
 ( 実は、科学でもありません
 ( 自然界にはないからです
 ( 精神空間にもありません
 ( あえて言うなら精神空間の
 ( 更にかなたの 「 理念界 」 より来り
 ( でしょうか



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 ( 直線上に合わせる
 ( こんな単純な事ですが
 ( 直線、この理念は
 ( 精神界を凌駕してますので
 ( 小学生でも定規で直線を引く時
 ( お顔が神妙になるわけです



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 ( 女性はお肌のお手入れ
 ( 真剣になされます
 ( それに小顔がよろしいようで
 ( その延長線上で
 ( お顔を神妙になされるのも
 ( よろしいかも知れません
 


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 ( 男性なら、ぼやっとお顔は × だし
 ( ヒステリックな感じも避けたいです
 ( 神妙なお顔がベースで
 ( 常に周りを尊べる
 ( そんなキャラが理想でしょうか
 





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Author:正法眼蔵 
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090-7325-5711 佐々木正巳 まで

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