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心性の常住なることわり






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正法眼蔵 辨道話( 119)

とうていはく
[ このような問いがなされました ]
This question was asked

あるがいはく
[ このような事を耳にします ]
I hear things like this.

生死をなげくことなかれ
[ 生老病死を嘆く必要はありません ]
birth、aging、sickness、and death . No need to lament these

生死を出離するにいとすみやかなるみちあり
[ 生老病死の苦しみ、これから離れる簡単な方法があります ]
birth、aging、sickness、and death . There is an easy way to escape this suffering

いはゆる、心性の常住なることわりをしるなり
[ 心は不滅で、永遠である事を知ればいいだけです ]
Just know that the heart is immortal and eternal.

そのむねたらく
[ その主旨はこのような内容です ]
The main idea is this

この身体は
[ 私達のこの生身の身体の事です ]
I'm talking about this flesh and blood body of ours.

すでに生あればかならず、滅にうつされゆくことありとも
[ この身体は今生に生まれた以上、老いて病んで死す事は必定です ]
This body is born in this life, it is inevitable that it will grow old, get sick and die.

この心性はあへて滅することなし
[ しかし私達の心は、滅する事がありません ]
But our hearts will never perish.

よく生滅にうつされぬ心性、わが身にあることをしりぬれば
[ この身体の中には、生老病死から独立した心が存在している ]
In this body exists a mind independent of life and death

[ これさえ知ればいいのです ]
All you need to know is this.
これを本来の性とするがゆゑに
[ その不滅の心が私達の核心なのですから ]
Because that immortal heart is our core.

身はこれかりのすがたなり
[ この身体は仮の姿に過ぎません ]
This body is only a temporary form
死此 si-si 生彼 syo-hi さだまりなし
[ ここで死に、あそこで生まれる そんな定めはありません
Death here, birth there. There is no such stipulation.

心はこれ常住なり、去来 ko-rai 現在かはるべからず
[ 心は常に存在し続けます  過去も今も未来においても
The mind is ever present.  In the past, in the present, and in the future.

かくのごとくしるを、生死をはなれたりとはいふなり
[ これを知る事、それがすなわち生死から離脱したと言う事です
To know this, that is to say, is to have departed from life and death.

このむねをしるものは、従来の生死ながくたえて、
[ この事実を知ったならば、これまでの生死の苦しみは消えます ]
Once you know this fact,
all the pain of life and death you have endured will disappear!


この身をはるとき性海 syo-kai にいる
[ そしてこの世を離れたなら、仏界に入っていけます ]
And if you leave this world, you can enter the Buddhist world.
性海に朝宗 tyo-so するとき、諸仏如来のごとく、妙徳まさにそなはる
[ 仏界に入ったなら、仏と同じ徳を得ることでしょう ]
If you enter the Buddhist world, you will have the same virtues as a Buddha.

いまはたとひしるといへども
[ しかし、今この事実をしっても効果はありません ]
But knowing this fact now will have no effect

前世の妄業 mo-go になされたる身体なるがゆえに
[ 前世の悪行が身体に満ちているからです ]
Because the body is full of the evil deeds of past lives.
諸聖 syo-syo-とひとしからず
[ そこが聖人との違いです ]
That's the difference between us and the saints.

いまだこのむねをしらざるものは、ひさしく生死にめぐるべし
[ しかし、この事実を知らないものは
永遠に生死の苦しみの中に居続けるのです ]
But those who do not know this fact
will forever remain in the agony of life and death

しかあればすなはち、ただいそぎて
[ このようなわけですから、急いですべき事は ]
for this reason What you should do in a hurry is
心性の常住なるむねを了知 ryo-ti すべし
[ 心の永遠を納得する事です ]
to convince ourselves of the eternity of our hearts.



いたづらに閑坐 kan-za して一生をすぐさん
[ そのような大事な事があるのに、のんびり坐ってはいられません ]
We cannot sit idly by when there are such important things to do

なにのまつところかあらん
[ ぼんやり坐って、何を待っているのですか ]
What are you waiting for, sitting there in a daze?
かくのごとくいふむね、これはまことに諸仏諸祖の道にかなへりや、いかん
[ 坐禅が釈尊の教えの核心である、
そうあなたは述べられる,ほんとうにそうなのでしょうか ]
Zazen is the core of the Buddha's teaching
You say so. Is that really so


しめしていはく
[ この問いに対する答えです ]
The answer to this question.

いまいふところの見 ken 、またく仏法にあらず
[ 今あなたが述べられた事はまったく釈尊の教えではありません ]
What you have just described is not the teaching of the Buddha at all.

先尼 sen-ni 外道 ge-do が見なり
[ 外道が考えている世界です 事実に反しています ]
It is the world as the outsider thinks it is. It is contrary to the facts.

いはく、かの外道の見は
[ この外道の考え方を説明します ]
Let me explain this out-of-the-way thinking.

わが身うちにひとつの霊知あり
[ 私達の身体の中に、何か素晴らしい霊が宿っている ]
There is something wonderful spirit dwelling in our bodies.

かの知、すなはち縁にあふところに、よく好悪 ko-o をわきまへ是非をわきまふ
[ その霊には智慧があり、その時その時、善悪の判断をしてくれる ]
That spirit has wisdom, and at the right time and place,
it will make the right or wrong decision.

痛痒 tu-yo をしり、苦楽をしる、みなかの霊知のちからなり
[ 痛い痒いを知り、苦楽を知るのも、その霊の力のお陰である ]
It is thanks to the power of his spirit
that he knows pain and itch, and knows suffering and pleasure

しかあるに、かの霊性は、この身の滅するときもぬけて
[ そのようなわけで、この霊は肉体が滅する時、身体から抜出るわけです ]
in that way、When the body is destroyed, this spirit is extracted from the body.

かしこにうまるるゆえに
[ そして、他の身体にまた転生して行きます ]
And then they reincarnate back into other bodies.

ここに滅すとみゆれども、かしこの生あれば
[ 一見滅したように見えますが、次の生があるわけです ]
It seems to have been destroyed, but there is a next life.
ながく滅せずして常住なりといふなり
このように、この霊は滅する事なく常に在り続けるのです
Thus, this spirit never perishes, but is always present!
かの外道が見、かくのごとし
[ これが外道が考えている内容です ]
Here's what the outside world is thinking.












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プロフィール

佐々木 正巳

Author:佐々木 正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催




何故、坐禅は継続出来るのか?
Why can zazen be continued? (2)


頭で天を衝き、腰を大地に埋める
With your head, hit the sky.
Bury your waist in the earth

身体(身長)の上限下限が明らかになります
骨格の上限下限が明らかになるとも言えます
The upper and lower limits of the body (height) will be revealed.
It can also be said that the upper and lower limits of the skeleton are revealed.

私達は身体(骨格)の先端に立ちます
これは寝てるような状態
骨格がフリーな状態になります
We stand at the tip of our body (skeleton)
This is like sleeping
The skeleton is in a free state




宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )


読み上げ( read aloud ) はこちらでした。
https://www.youtube.com/channel/・・・・








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