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行 持  「 幽 棲 」



行 持   77 )


いはんやこの日本国は
王臣の宮殿なほその豊屋あらず
わづかにおろそかなる白屋なり


 ( 中国の祖師方は
 ( まるでアウトドアな質素草庵で
 ( 坐禅行持をなさってます

 ( ましてや、この日本では
 ( 王臣の方ですら質素な
 ( 茅葺屋根に暮らしています


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出家学道の
いかでか豊屋に幽棲するあらん
もし豊屋をえたる、邪命にあらざるなし
清浄なるまれなり
もとよりあらんは論にあらず
はじめてさらに経営することなかれ


 ( 王臣の方ですら
 ( そうなのですからまして
 ( 出家学道を志しながら
 ( 良い環境豊屋を求めることは
 ( 行を真逆に進むようなものです
 ( なぜなら環境の良しあし
 ( その枠外に活路を開くのが
 ( 仏者だからです


草庵白屋は
古聖の所住なり
古聖の所愛なり
晩学したひ参学すべし
たがゆることなかれ


 ( 内なのか外なのか
 ( 風通しがいいのが
 ( 古聖の所住と言えます
 
 ( 寒暖にさらされるし
 ( 夏には蚊に悩まされる
 ( まるで風葬のようです

 ( 輪廻転生してるとしたら
 ( 私達は一千年前・二千年前
 ( 前世・前々世の経験と智慧を
 ( 今生に携え活用出来るはずです
 ( この方・この出来事との出会い
 ( それが必然と思えるはずです
 ( しかしその記憶は
 ( 記憶喪失者のように浮かびません
 ( 記憶喪失者に
 ( 昨日は存在しませんので
 ( 輪廻転生もまた闇の中です

 ( 何故でしょうか
 ( 千年を旅する私達の精神の核が
 ( この身体に十分入り込めてないから
 ( と言えます

 ( 何故でしょうか
 ( それは一面では完璧で
 ( しかも高密度な「時代思考」
 ( それを幼少期に受け入れてしまったから
 
 ( この弊害は千年・二千年前
 ( 古聖方も同じように直面し行き詰り
 ( 打開の道を模索したはずです

 ( 古聖が我が身を
 ( 生きてるのに風葬にしたのは
 ( 忌み嫌って捨てた、ではなく
 ( そこに密存する規定思考
 ( これを流放するため
 ( 空気の流通をよくするため、と言えます

 ( それは千年を旅する私を含め
 ( 生きた情報を受け入れるためだった
 ( と言えます







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プロフィール

佐々木 正巳

Author:佐々木 正巳
佐々木正巳 
宮城県仙台市在住 
61歳です。

師 沼田 勇 先生 ( 玄米 )
師 中川 宗淵 老師 ( 三島 龍沢寺 )
師 瀬島 龍三 先生 

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文章を通しての師

沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )
Rudolf Steiner 先生
















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