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行 持  下  「 身毛の寒怕 」



正法眼蔵 行 持  下
 「 身毛の寒怕 」

遅明のよるの消息
はからんとするに
肝胆もくだけぬるがごとし
ただ身毛の寒怕 kan-ha
せらるるのみなり

 ( 夜明けの遅い厳冬の夜
 ( そこに見捨てられたように
 ( 二祖慧可大師が立っています
 ( すべてが砕け散るような
 ( そんな思いだったはずです
 ( 身が凍り付くのを
 ( 悲しく自分で見ておられた



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 ( 身体が雪夜の中
 ( 凍り付いて死んでゆきます
 ( この身体って
 ( 一体何なんでしょうか?



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 ( 死んだら土に帰る
 ( と言われてますが
 ( 生きてる時もこの身体って
 ( 土・物質? って言えるのでしょうか
 ( でも、冬飯の湯豆腐と
 ( 私達の身体はちょっと違う



20201031SS00003.png
 ( 湯豆腐と身体との違い
 ( それって
 ( 私達の心魂や精神が宿ってるから ・・
 ( だとすると、死とは何なのか
 ( これに一つの仮説が立てられます



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 ( 死とは
 ( 私達の心魂や精神が宿り
 ( 関わった、土・物質との別れだと


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 ( 私達の心魂や精神が宿ってない
 ( 床に落としちゃった湯豆腐は
 ( あっ、もったいない!と思えど
 ( 身体との別れとは違います


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 ( 元々も、今々も
 ( 身体は土・物質に他ならない
 ( でも、土・物質なのに貴く思えます
 ( 何故なのか、疑問になります



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 ( 芸術家が作品を
 ( 我が子のように大事に思う
 ( 仕事人がこれまでの仕事に
 ( 誇りを持ってる
 ( アスリートがこれまでの業績を
 ( 貴く思える
 ( それは自分自身ではないけど
 ( 「 自分そのもの 」 に感じます



20201031SS00008.png
 ( 坐禅、その聖十字で
 ( 自分を標本の蝶のようにします
 ( 一方を固定して
 ( シールを台紙から剥がすように
 ( 私達はほんの少し
 ( 身体から離れられます
 ( 離れて見る身体って、どう映るでしょう



20201031SS00009.png
 ( それは土・物質のよう、ではなく
 ( 自然の進化の中で
 ( 「 自然に 」 そうなった、でもなく
 ( 神々?と言うような
 ( 宇宙の神霊?のようなものが
 ( 崇高な理念を働きかけて創作された
 ( そう、感じるかも知れません



20201031SS00010.png
 ( 同時にその造形維持には
 ( 誕生前から綿々と続く
 ( 個人的な生きた思考
 ( 死んでない過去の記憶表象
 ( 業と呼ばれてるものが造形力として
 ( 土・物質の形成維持に関与してる
 ( それも明らかになるはずです



20201031SS00011.png
 ( これって不思議な反転展開です
 ( 身体の中に深く入ってると
 ( 身体の造形の背景は不明で
 ( この身を蝶の標本のようにして
 ( この身から離れると
 ( この身が今の自分を超えた
 ( 創造物である事が開示される



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 ( 幾つになっても身体は
 ( 新陳代謝して刷新されてる
 ( としますと
 ( 今ここにある身体の造形って
 ( 宇宙の神霊?のようなものと
 ( 過去世からの不明の業
 ( この二つが今も、ここに働きかけてる
 ( ってなります



20201031SS00013.png
 ( 「 生かされてる 」
 ( これが明らかになる時
 ( 良いこと? が明らかになり
 ( 同時に手の負えないもの
 ( それも明らかになっちゃう
 ( これって、手の負えないものと
 ( 向き合える準備が整わなければ
 ( 良いものに 「 生かされる 」 も
 ( 開示されないだろう、とも読めます



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 ( 坐禅で聖十字を描き
 ( 身体を蝶の標本のよう固定する
 ( まったくばかげたお話しです
 ( しかし、そのぐらいの勢いで
 ( 精神力を発揮しなければ
 ( 過去世から続く
 ( 生きた記憶表象と向き合えない



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 ( 「 生かされてる 」
 ( これは美しい言葉です
 ( でもそれが現実として現れるには
 ( 悪霊?邪悪な不成仏霊?
 ( そんな身の毛も凍るような
 ( そんな存在に立ち向かい
 ( なだめ温め解放して上げる
 ( 火の玉のような精神力が必要とされる



20201031SS00016.png
 ( そして、そんなもの
 ( どこにあるんですか?です
 ( それは、坐禅の聖十字
 ( その中心を射らんとする時
 ( その火の一矢の中
 ( 朝日のように現れるだろう
 ( って展開します
 ( 達磨大師、二祖慧可大師
 ( その後の祖師方が
 ( 面壁坐禅を尊んだわけが
 ( ここに読み解けます




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プロフィール

佐々木 正巳

Author:佐々木 正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催




何故、坐禅は継続出来るのか?
Why can zazen be continued? (2)


頭で天を衝き、腰を大地に埋める
With your head, hit the sky.
Bury your waist in the earth

身体(身長)の上限下限が明らかになります
骨格の上限下限が明らかになるとも言えます
The upper and lower limits of the body (height) will be revealed.
It can also be said that the upper and lower limits of the skeleton are revealed.

私達は身体(骨格)の先端に立ちます
これは寝てるような状態
骨格がフリーな状態になります
We stand at the tip of our body (skeleton)
This is like sleeping
The skeleton is in a free state




宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )


YouTube はこちらでした。
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