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正法眼蔵 弁道話 その8



正法眼蔵「弁道話」 

8 )

 いたづらに邪師にまどはされて
 みだりに正解をおほひ
 むなしく自狂によふて
 ひさしく迷郷にしづまん
 なにによりてか般若の正種を長じ
 得道の時をえん



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2018年10月13日11



道元禅師は帰国後
当時の社会秩序・仏教界から
何故排斥されたのか?です

正しい正しくない
いいの悪いの、その論争なら
大した話しにならなかった
しかし禅師の教育プログラムは
すべてのお話しが
坐禅を通して自己の主体性を育成する
と言う実生活現物に帰着します

現代日本で是を開示しても
たいした話しにはなりませんが
当時は人生をかけて仏道を求める方が
多くおられたと推測されます

東大も京都大学もなかったので
多くの世の俊英達が各宗門におられた
どのような情報交換・人事交流が
なされていたのか?

その内容を評価する人が出て来る
増えて来る 転籍する


 いたづらに邪師にまどはされて
 みだりに正解をおおい
 むなしく自狂に酔うて
 久しく迷郷にしづまん
 なにによりてか般若の正種を長じ
 得道の時をえん


これは既存の教育方法の
悪口を言ってるわけではなく
後進、これからの人を思って

そんな分けわからん人の話し
真に受けてたら
どこまで行っても埒が明かないですよ
って親切に後進へと述べてる
しかし、
既存の大導師方を「邪師」としたので
言われた方からすると
その反発はすさまじかったわけです


道元禅師は、
地の果てのような北陸の山中に
道場を構えた(永平寺)
その背景と言えます。





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