正法眼蔵 行持 ( 99 )
貪名 ton-myo 愛利 airi のなかに
仏法あらましと強為 kyo-I するは、小量の愚見 guken なり

「 虎や象が石を運び泥を運んで、師の塔をつくる 」
これはどういう意味でしょう?
遠いアフリカで、虎や象が一頭死んじゃった
私達には関係ないというか、気にもとめません
他の餌になるか風化してバラバラになって跡形もなくなる
どっこい人間はそうならない! 俺様はそうならない!
どんなもんでしょう
名を尊び富を愛し、自分の身体ファーストで行く
これがあやうい事を、法常禅師のような方は
日常の観察から直観なされた
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