FC2ブログ

記事一覧

髻中 kei-tyu の宝珠 ho-zyu



正法眼蔵 行持 ( 135 )


大悟をまつことなかれ
大悟は家常 kazyo の茶飯 sahan なり
不悟 hugo をねがふことなかれ
不悟は髻中 kei-tyu の宝珠 ho-zyu なり


2023052400001.png





何かいいこと起こらないかな
なんて思ってるより
日常の茶飯 sahan 手足をどう動かすかに
次が、かかってる

では無意識にすればいいかと言うと
髻  Tabusa
髪の毛を 頭上 に集めて束ねたところ
そこにお宝が隠れてる
それを知らないのも困ったものだ
何を知らないことがそうかと言うと
手足の振る舞いが次を決定すること


このお話しがチンプンカンプンなのは
このお話しのスパンが千年スパンのお話しだから
今日の励みが今月中結果を出す
今期中に成果を上げる、3年後に成果を出す
それどころか今生には一切影響しない
一千年後、次の人間の生で
どう身体が構築されるか、頭骨頭部おつむが、どう形成されるか
それは一千年前、身体の末端・手足指先が
どう動かされたかに依拠してしまう

これですもん、このお話しチンプンカンプンで
当然だと言えます









.

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

佐々木 正巳

Author:佐々木 正巳
-----------------------------------


「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催




かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」




宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



----------------------------------

文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )











.

最新記事

カテゴリ