正法眼蔵 行 持 下
「 悉皆解脱 」
しるべし、一切諸法
悉皆 si-kai 解脱 ge-datu なり
諸法の空なるにあらず
諸法の諸法ならざるにあらず
悉皆解脱なる諸法なり

( 四祖・大医道信禅師は
( 坐禅の形を用いて
( 何をなされてたのか?
( 前方から未来が
( 後方から過去が
( 坐禅十字の今ここに出会います
( 足下から現実が
( 真上からは精神が
( 坐禅十字の今ここに出会います
( 四者は空でもなく
( 無でもありません
( 圧倒的な現実です
( それらが坐禅十字の
( 今ここに出会う時
( それらは、「 咎 toga 」 なきものとなります
.