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記事一覧

行 持  下  「 祖仏として 」

正法眼蔵 行 持  下 「 祖仏として 」これすなはち行持なりこの行持の功 ko は祖仏として行持するわれ、ありしなり ( 臂を断つ勢いの一刀 ( 太刀筋 tati-suzi は ( 坐禅の姿勢、身で切る十字 ( 太刀先 tati-saki は ( 腰腹中央、身体の中心 ( モヤモヤ心魂は ( この身に住してる ( 引導成仏の一刀、その軌道が ( この身の中なのはそのためです ( 敵は本能寺にあり、寝所急襲 ( モヤモヤ心魂に...

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正法眼蔵 行 持  下  「 零落せしめず 」

正法眼蔵 行 持  下 「 零落せしめず 」かくのごとく大恩ありとしりなばかならず草露 so-ro の命をいたづらに零落 rei-raku せしめず如山 nyo-san の徳をねんごろに報ずべし ( 自らの左臂を断つ ( 生ごろしの生死に ( そんな勢いの一刀を放つ ( 祖師方が実際に ( そのように生きられ ( お手本を示してくれました ( それゆえ私達は ( その行持を歩むことが出来ます ( 「 魔 」 が生きた実体として ...

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行 持  下  「 不退転 」

正法眼蔵 行 持  下 「 不退転 」この行持を不退転ならん形骸髑髏 keigai-dokuro は生時死時おなじく七宝塔におさめ一切人天皆応供養の功徳 kudoku なり ( 「 慧可断臂 eka-danpi 」  ( 生ごろしの生死に ( 自ら左臂を断つ ( そんな勢いの一刀が ( 襲いかかります ( その一刀を受けた身体は ( 七宝万宝となります....

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行 持  下  「 一生の珍宝 」

正法眼蔵 行 持  下 「 一生の珍宝 」世人のなさけある金銀珍玩の蒙恵 mo-keiなほ報謝 ho-sya す好語好声 kogo-kosei のよしみこころあるはみな報謝のなさけをはげむ ( 一般社会でも ( 珍しい物を頂いたなら ( 情けのある人は感謝し ( お返しせねばと思います ( やさしい言葉 ( 温かい声を掛けられたら ( 心ある者は ( 感謝の情が湧いて来ます如来無上の正法を見聞 ken-mon する大恩たれの人面かわする...

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 行 持  下  「 夢幻空花にあらず 」

正法眼蔵 行 持  下 「 夢幻空花にあらず 」名利は夢幻空花 mugen-ku-ka なりと学することなかれ衆生のごとく学すべし名利をあはれまず罪報 zai-ho をつもらしむることなかれ参学の正眼あまねく諸法をみんことかくのごとくなるべし ( 自負は夢幻とは言えません ( どの 「思い」 も人格を持った ( 一人の人間のように ( 独自の生を営んでいます ( しかし生きた人間のように ( 自らを変化させ ( 自縛を解く...

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行 持  下  「 あはれむといふは 」

正法眼蔵 行 持  下 「 あはれむといふは 」名利をあはれむといふは仏祖となりぬべき身命を名利にまかせてやぶらしめざるなり妻子親族あはれまんこともまたかくのごとくすべし ( 名利をあわれむとは ( 仏祖となるべき身命から ( その可能性を奪うことです ( 妻子や親族に対しても ( かくの如くあるべきです ( 疑念・倦怠・恨み・絶望 ( 「 仏祖 」 には ( これはないだろうと、推測されます ( これ...

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行 持  下  「 名 利 」

正法眼蔵 行 持  下 「 名 利 」邪狂にして身命を名利 myo-ri の羅刹 ra-setu にまかす名利は一頭の大賊なり名利をおもくせば、名利をあはれんべし ( 狂ったように ( 名利の声に没頭すると ( 名利は生気を得て ( 猛獣のように立ち現れます ( 名利を重んじるのなら ( 名利をあわれむべきです ( 「 名 利 」 辞書では ( 名誉と利益ですが ( 心魂を洞察すれば ( それは記憶表象であり ( それは生...

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行 持  下  「 報謝の正道 」

正法眼蔵 行 持  下 「 報謝の正道 」ただまさに日日の行持その報謝の正道なるべしいはゆるの道理は日日の生命を等閑 to-kan にせずわたくしにつひやさざらんと行持するなり ( 日々の行持 ( 面壁坐禅を標準として行く ( これが恩に報いる正道です ( その道理は、日々をいい加減に過ごさず ( 自分を勘定に入れないことですそのゆゑはいかんこの生命は前来の行持の余慶 yo-kei なり行持の大恩なり いそぎ報謝すべ...

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行 持  下  「 身命無常 」

正法眼蔵 行 持  下 「 身命無常 」国城は他人にもうばはる親子にもゆづる身命は無常にもまかす主君にもまかす、邪道にもまかすしかあれば、これを挙して報謝に擬するに不道なるべし ( 国や城は奪われます ( 親子で継承される事もあるでしょう ( はかない身命は ( 主君に仕えたり、邪に仕えたりです ( そのような国城や身命 ( 目に見えるもので報いるのではなく ( 「 行い 」 で報います ( 実際、坐禅...

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行 持  下  「 報謝すべし 」

正法眼蔵 行 持  下 「 報謝すべし 」今日われら正法を見聞するたぐひとなれり祖の恩かならず報謝すべしその報謝は余外の法はあたるべからず身命も不足なるべし国城もおもきにあらず ( 今日、私達は ( 正法見聞の一人となれました ( この祖師方の恩に ( 応えなければなりません ( その応えは ( 面壁坐禅に他なりません ( 身命で報いる事でもなく ( 国城を創ることでもありません ( 退路を断つ ( ...

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行 持  下  「 千万の西来ありとも 」

正法眼蔵 行 持  下 「 千万の西来ありとも 」破顔 ha-gan は 古 inisie をきく得随 toku-zui は祖に学すしづかに観想すらくは初祖いく千万の西来 sei-rai ありとも二祖もし行持せずば今日の飽学措大 hogaku-sodai あるべからず ( 摩訶迦葉尊者がなされた ( 破顔微笑 ( 二祖慧可大師がなされた ( 得随 toku-zui  ( 考えてみます ( 達磨大師が幾千万回 ( 中国へ赴いたとしても ( 二祖慧可大師が ( そ...

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行 持  下  「 勤労千万 」

正法眼蔵 行 持  下 「 勤労千万 」これより堂奥に入る執侍八年、勤労千万まことにこれ人天の大依怙 dai-eko なるなり人天の大導師なるなりかくのごときの勤労は西天にもきかず、東地はじめてあり ( 慧可大師は ( 自ら左臂を断ち ( 達磨大師はこれをよしとします ( これより達磨大師の堂奥に入ります ( 仕えること八年、力を尽くします ( まことに慧可大師の行持は ( 私達のよき見本となりました ( 私...

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行 持  下  「 法器なり 」

正法眼蔵 行 持  下 「 法器なり 」初祖ちなみに二祖これ法器なりとしりぬ乃ち曰く諸仏、最初に道を求むるに法の為に形を忘る汝今、臂を吾前に断つ求むること亦 mata 可なること在り ( 二祖慧可大師は ( 自らの左臂を断ちます ( 達磨大師はこれを見て ( 慧可大師が、法の器であることを知ります ( 達磨大師は、述べられます ( 諸仏は道を求めた時 ( 自分の身体を忘れます ( あなた今、私の前で臂を切り...

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行 持  下  「 いよいよ誨励 kai-rei 」

正法眼蔵 行 持  下 「 いよいよ誨励 kai-rei 」このとき、二祖ききていよいよ誨励 kai-rei すひそかに利刀 rito をとりてみづから左臂 hidari-hizi を断って置于師前 tiu-sizen するに ( 諸仏無上の妙道に通じる ( それには、永劫に精進し ( 行じ難きを行じ ( 忍び難きことを忍ばねばなりません ( 小徳小智の者が軽心を以て ( 慢心をもって求めても ( 徒な苦労に帰すだけです ( 二祖慧可大師は ( ...

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行 持  下  「 難行能行 」

正法眼蔵 行 持  下 「 難行能行 」かくのごとくまうすに、初祖曰く、諸仏無上の妙道は曠劫 ko-go に精勤 syo-gon して難行能行す、非忍にして忍なり豈 ani 小徳小智、軽心慢心を以て真乗を冀 koi-nega はんとせん徒労 itazura に勤苦 gon-ku ならん ( 二祖慧可大師が述べられます ( 願わくは慈悲をもって ( 甘露の法門を開き ( 広く私達をお救い下さい ( これに達磨大師が、お答えられます ( 諸仏無上の妙道...

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行 持  下  「 何事をか求むる 」

正法眼蔵 行 持  下 「 何事をか求むる 」初祖あはれみて昧旦 mai-tan にとふ汝、久しく雪中に立って当に何事をか求むる ( 達磨大師は ( 慧可大師を哀れに思い ( 明け方に尋ねます ( 長く雪の中に立ち ( 何を求めてらっしゃるかくのごとくきくに二祖、悲涙ますますおとしていはく ( 慧可大師は ( このように問われ ( 悲しみの涙の中で答えます惟 tada 願わくは和尚慈悲をもて甘露門を開き広く群品 gun-...

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行 持  下  「 身毛の寒怕 」

正法眼蔵 行 持  下 「 身毛の寒怕 」遅明のよるの消息はからんとするに肝胆もくだけぬるがごとしただ身毛の寒怕 kan-ha せらるるのみなり ( 夜明けの遅い厳冬の夜 ( そこに見捨てられたように ( 二祖慧可大師が立っています ( すべてが砕け散るような ( そんな思いだったはずです ( 身が凍り付くのを ( 悲しく自分で見ておられた ( 身体が雪夜の中 ( 凍り付いて死んでゆきます ( この身体って...

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 行 持  下  「 操を操とせざる 」

正法眼蔵 行 持  下 「 操を操とせざる 」かくのごとく自惟して法をもとめ道をもとむる志気のみかさなる澡雪 so-setu の操 so を操 so とせざるによりてしかありけるなるべし ( 二祖慧可大師には ( 古人の行いが身近に思え ( さらに近づこうと思えて来ます ( 雪を振り払わなくても ( 雪に埋もれ身体は凍死しても ( 身体の生とは独立した ( 不生不死の火の生が ( 確信となって来たのです ( 神なのに...

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行 持  下  「 古尚若此 」

正法眼蔵 行 持  下 「 古尚若此 」かくのごとくおもふに志気、いよいよ励志 rei-si ありいまいふ古尚若此 kosyo-nyaku-si我又何人を、晩進もわすれざるべきなりしばらくこれをわするるとき永劫の沈溺あるなり ( そのように考えると ( 慧可大師の志は、また蘇ります ( 今言うところの ( 「 昔の人は、これに耐えられた 」 ( 私達も後進の方々も ( これを忘れてはいけません ( 忘れれば、永劫に浮かばれ...

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行 持  下  「 滴滴こほる 」

正法眼蔵 行 持  下 「 滴滴こほる 」ややつもりて腰をうづむあひだおつるなみだ滴滴こほるなみだをみるになみだをかさぬ身をかへりみて身をかへりみる自惟 ji-yui すらく ( 雪が積もって腰を埋めます ( 落ちる涙が凍ります ( その涙を見てまた涙します ( 我が身を省みて思います昔の人、道を求むるに骨をうちて髄を取り血を刺してうえたるをすくう髪を布きて泥をおおひ崖 kisi に投げて虎に飼ふ古 inisie 尚 かく...

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行 持  下  「 深山高峰の冬夜 」

正法眼蔵 行 持  下 「 深山高峰の冬夜 」このとき窮臈寒天kyu-ro-kan-ten なり十二月初九夜といふ天大雨雪ならずとも深山高峰の冬夜はおもひやるに人物の窓前に立地すべきにあらず竹節なほ破す、おそれつべき時候なり ( 二祖慧可大師が ( 達磨大師を訪ねられたのは ( 年の瀬、十二月九日の夜でした ( 深山高峰の冬夜、外にはいられません ( 寒さが竹の節が割る ( 厳しい時節ですしかあるに、大雪匝地 daise...

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行 持  下  「 五峰秀出 」

正法眼蔵 行 持  下 「 五峰秀出 」祖、遂に見神の事を以て師にもうす師、其の頂骨を視るに即ち五峰の秀出せるが如し乃ち曰く汝が相、吉祥なり当に所証有るべし神の汝 南へゆけといふはそれ則ち少林寺の達磨大士必ず汝が師なり ( 師の香山宝静禅師が ( 二祖慧可大師の頭痛を治そうとします ( その時、空中から声がします ( 「 これは普通の痛みではありません (    これは骨を換えているのです   」 ( ...

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行 持  下  「 骨を換ふる 」

正法眼蔵 行 持  下 「 骨を換ふる 」あくる日、にわかに頭痛すること刺がごとしその師、洛陽龍門・香山宝静禅師これを治せんとするときに空中に声有りて曰く「 此れは乃ち    骨を換ふるなり       常の痛みに非ず 」 ( 「 南へ行くべし 」  ( 二祖慧可大師は、天神の声を聴きます ( そして翌日、刺すような頭痛が起こります ( 師である、洛陽竜門・香山宝静禅師が ( これを治そうとしますが、...

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行 持  下  「 神物倏見 」

正法眼蔵 行 持  下 「 神物倏見 」真丹 sin-tan 第二祖太祖正宗普覚大師は神鬼ともに嚮慕 kyō-bo す道俗おなじく尊重せし高徳の祖なり曠達 ko-tatu の士なり伊洛 iraku に久居して群書を博覧すくにのまれなりとするところ人のあひがたきなり ( 中国の第二祖 ( 太祖正宗普覚大師 ( [ 二祖慧可大師 487-593 ] は ( 神にも鬼にも慕われていました ( 出家者からも在家者からも尊重される ( 高徳の方で、とても...

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行 持  下  「 麦をうけ蕨をとる 」

正法眼蔵 行 持  下 「 麦をうけ蕨をとる 」麦をうけ蕨 warabi をとるは道俗の勝躅 sho-tyoku なり血をもとめ乳をもとめて鬼畜にならはざるべしただまさに行持なる一日は諸仏の行履なり ( 釈尊と弟子方は、コーサラ国の西 ( ベーランジャーに赴かれた時 ( 食するものがなく、馬師が供養された ( 馬に与える麦を食されました ( 中国は殷代、孤竹国に ( 伯夷 hakui と叔斉 syuku-sei と言う ( 国の王子の...

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行 持  下  「 寒苦いまだ人をやぶらず 」

正法眼蔵 行 持  下 「 寒苦いまだ人をやぶらず 」催さるるところは見む人の涙の如くなるべしいたづらに塵土に化して人にいとはれん髑髏をもてよくさいはひに仏正法を行持すべし ( 私達と旅を共にする ( 呪われし諸業 ( これに手を差し伸べなかったら ( そこで催される風景って ( どんな風景でしょうか ( 涙の絵の具で描いたみたい ( そんな絵になっちゃいます ( 見るもせつない髑髏とするか ( せ...

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行 持  下  「 鬼の先骨 」

正法眼蔵 行 持  下 「 鬼の先骨 」いまわれら道のためにすてざらん髑髏は他日にさらされて野外にすてらるともたれかこれを礼拝せんたれかこれを売買せむ今日の精魂かへりてうらむべし ( 今生只今 ( この身の中にあるので ( 自分では呪縛の解けない業火を ( 元の火に戻す事が出来るのです ( そのいつくしみを ( 私達が提供しなかったら ( その業火はまた私達と共に ( 輪廻転生せざるをえません ( ...

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行 持  下  「 髑髏形骸の功徳 」

正法眼蔵 行 持  下 「 髑髏形骸の功徳 」西天竺国には髑髏 dokuro をうり髑髏をかふ婆羅門 baramon の法ひさしく風聞せりこれ聞法 mon-po の人の髑髏形骸の、功徳おほきことを尊重するなり ( インドでは ( 髑髏を売ったり髑髏を買ったりと言う ( 婆羅門の風習があると聞いています ( 正法眼蔵の面壁坐禅の法を聞いた人の ( 遺骨や遺物に功徳があると ( 尊重されているのですいま道のために身命をすてざれば...

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行 持  下  「 無量恒河沙の身命 」

正法眼蔵 行 持  下 「 無量恒河沙の身命 」一日に無量恒河沙 muryo-go-gasya の身命すてんことねがふべし法のためにすてん「かばね」 は世世のわれら、かへりて礼拝供養すべし諸天龍神、ともに恭敬尊重し守護讃嘆するところなり道理それ必然なるがゆゑに ( 限りない数の ( 思い出せない記憶や ( よく分からない衝動 ( これらを面壁坐禅の ( 真上からの一刀で成仏してもらおう ( しかしその屍が、無に帰すこ...

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行 持  下  「 大 恩 」

正法眼蔵 行 持  下 「 大 恩 」一句の恩なほ報謝すべし一法の恩なほ報謝すべしいはんや正法眼蔵無上大法の大恩これを報謝せざらんや ( 何気ない言葉や ( 何気ない指導も ( その方の 「 いつくしみ 」 から ( 発せられています ( いわんや ( 正法眼蔵、面壁坐禅の法は ( 手足頭を軽くし、心身の中心に (  「 いつくしみ 」 の温かさを育む ( その具体的方法です ( それを伝えようとなされた仏祖...

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行 持  下  「 見仏聞法 」

正法眼蔵 行 持  下 「 見仏聞法 」いまの見仏聞法は仏祖面々の行持よりきたれる慈恩なり仏祖もし単伝せずばいかにしてか今日にいたらん ( 気体→液体→固体 へと ( 固まっちゃう傾向がある ( 何気な日々の内面 ( これを面壁坐禅と言う ( 心身を具体的に運用して ( その逆に戻る法、内十字の法 ( これを私達が知る事が出来るのは ( その放置がいずれ ( その内面を苦しめるだろう ( そのように私...

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行 持  下  「 三府の環 」

正法眼蔵 行 持  下 「 三府の環 」病雀なほ恩を忘れず三府の環よく報謝あり窮亀なほ恩をわすれず余不の印よく報謝ありかなしむべし、人面ながら畜類よりも愚劣ならんことは ( 楊宝 yo-ho に助けられた ( その雀は恩を忘れず ( その子孫を三府 san-pu に登らせ ( 恩に報いました ( 孔愉 ko-yu が ( 余不亭 yo-hutei で助けた亀は ( 四度首を左に向けて去り ( その後 孔愉が侯印を作ると ( 印の亀の...

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行 持  下  「 七宝千子をなげすて 」

正法眼蔵 行 持  下 「 七宝千子をなげすて 」むかし仏祖のかしこかりしみな七宝千子をなげすて玉殿朱楼をすみやかにすつ涕唾 tei-da のごとくみる糞土のごとくみる  ( 仏祖方は優れておられます ( それが大事でしょう ( というものを捨て ( これが自分を守ってる ( と思われるものを ( あっさり捨てておられます ( それらを涙や唾のように ( 流れ去るものとして見えてた ( はかない土の器に (...

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行 持  下  「 愛 惜 」

正法眼蔵 行 持  下 「 愛 惜 」禽獣よりもおろかなる恩愛をしむで、すてざることなかれたとひ愛惜 ai-zyaku すとも長年の友なるべからず ( 恩愛は自然に起こりますが ( からめとられてしまいます ( 愛し惜しんだとしても ( うたかたのよう去って行きますあくたのごとくなる家門たのみてとどまることなかれたとひとどまるともついの幽棲 yu-sei にあらず ( 家門は頼りになりますが ( 安住の家は自分で建てる...

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行 持  下  「 報 謝 」

正法眼蔵 行 持  下 「 報 謝 」しかあれば、祖師の大恩を報謝 ho-sya せんことは一日の行持なり自己の身命をかへりみることなかれ ( 達磨大師の大恩に報いるということは ( 今日の行持である面壁坐禅 ( すなわち身に内十字を切る事に他なりません ( 「 救迷情の自己なるゆゑに (  ................驚疑なく、怖畏 hu-i せず 」 (  8/29 http://newstoday.jp/blog-entry-13.html ( 道元禅...

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行 持  下  「 慚 愧 」

正法眼蔵 行 持  下 「 慚 愧 」正法にあふ今日のわれらをねがふべし正法にあふて身命をすてざるわれらを慚愧 zan-ki せんはづべくは、この道理をはづべきなり ( 身動き出来ない存在 ( それを救済解放してあげられる ( その貴重な正法、すなわち面壁坐禅 ( これに今日出会えた事は、奇跡的なことです ( 出会えたのに、出来るのに ( してあげない、という事がありえるでしょうか ( 呪いをかけられたように...

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行 持  下  「 進 退 」

正法眼蔵 行 持  下 「 進 退 」いたづらなる小人と広大深遠の仏法といづれのためにか身命をすつべき賢不肖ともに進退にわづらふべからざるものなり ( 広大深遠な仏法 ( そしてその実際である面壁坐禅 ( これに出会えたならば ( どう進退を処すべきかは ( 簡単な選択なのかも知れませんしづかにおもふべし正法よに流布せざらんときは身命を正法のために抛捨 ho-sya せんことをねがふともあふべからず ( もし...

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行 持  下  「 道 器 」

正法眼蔵 行 持  下 「 道 器 」をしむべき人身なり道器となりぬべきゆえにいま正法にあふ百千恒沙 go-sya の身命をすてても正法を参学すべし ( この身体を得た ( ということは尊いことです ( 仏道の器、すなわち ( 閉じ込められたものを ( 解放する場にもなりうるからです ( そして今、かず多くの ( 輪廻転生の中にあって ( それを実現出来る方法 ( 面壁坐禅の法に出会ったのです今日は正法眼蔵を...

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行 持  下  「 暗頭の雲霧なり 」

正法眼蔵 行 持  下 「 暗頭の雲霧なり 」義によりては身命をかろくす殉死の礼わすれざるがごとし恩につかはるる前途ただ暗頭の雲霧なり小臣につかはれ民間に身命をすつるものむかしよりおほし ( 義によって ( 殉死の礼を遂げるように ( 恩義に導かれる人の前途には ( 暗い雲霧が広がっています ( 業の営みの中に ( 身命をすつるものが多いのです ( 小説や時代劇で ( 幾万の軍が対峙し、雌雄を決します...

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行 持  下  「 百計千方 」

正法眼蔵 行 持  下 「 百計千方 」しかあればすなはちをしむにたとひ百計千方をもてすといふともつゐにはこれ塚中一堆の塵と化するものなり ( 惜しいと言って ( あれこれ百計をつくしても ( この身が土であることに ( かわりはありませんいはんやいたづらに小国の王民につかはれて東西に馳走するあひだ千辛万苦いくばくの身心をかくるしむる ( ましていたずらに ( 日々の奔流に追われ ( 駆け回るような日...

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行 持  下  「 黄泉伝語 」

正法眼蔵 行 持  下 「 黄泉伝語 」香厳 kyo-gen 禅師 いはく百計千方、只だ身の為にす知らず、身は是れ塚中の塵なることを言うことなかれ、白髪に言語無しと此れは是れ、黄泉伝語の人 ( 香厳智閑禅師が述べられました ( 多くのはかりごとは ( ただ我が身のためにしています ( してはいますが、この身は ( もともと土であり、今も土であり ( そして土に帰することを忘れています ( 面壁坐禅は ( 土の情...

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行 持  下  「 嶮 難 」

正法眼蔵 行 持  下 「 嶮 難 」しかあるに、かくのごとくの嶮難 ken-nan あるさかひを辞せず、いとはず初祖西来する玄風いまなほあふぐところにわれらが臭皮袋 syu-hitai ををしむでつゐになににかせん ( 業の救済解放が ( 正法であり面壁坐禅です ( それが如何に理解しづらい事か ( 業自体は ( その業を自ら解放できません ( 自らの業を解放出来ない ( その業に ( 深く憑依されているのですから (...

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行 持  下  「 止 宿 」

正法眼蔵 行 持  下 「 止 宿 」ただ宿殖般若の種子ある人は不期 fu-go に入門せるもあるは算沙 san-sya の業を解脱して祖師の遠孫となれりしはともに利根 ri-kon の機なり上上の機なり正人の正種なり愚蒙 gu-mo のやからひさしく経論の草庵に止宿 si-syuku するのみなり ( 過去世に ( 智慧の種子を育てた方は ( 期せず仏道に入っても ( 業を解消する ( 面壁坐禅に合流します ( それは過去世からの ( 飽...

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行 持  下  「 使用せず 」

正法眼蔵 行 持  下 「 使用せず 」今生、つひに如来の真訣をきかず如来の正法をみず如来の面授にてらされず如来の仏心を使用せず諸仏の家風をきかざるかなしむべき一生ならん隋 唐 宋の諸代かくのごときのたぐひおほし ( 今生この身で ( 如来の秘訣を聞けず ( 如来の正法を見れず ( 如来の面授に照らされず ( 如来の仏心を使用できない ( 諸仏の家風を聞けない ( 悲しいことです ( 六世紀から十世紀 ...

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行 持  下  「 業 力 」

正法眼蔵 行 持  下 「 業 力 」また真丹国にも祖師西来よりのち経論に倚解 i-ge して正法をとぶらはざる僧侶おほしこれ経論を披閲すといへども経論の旨趣にくらしこの黒業は今日の業力のみにあらず宿生の悪業力なり ( 達磨大師が中国へ ( 面壁坐禅を伝えられました ( その後も経論をたよりとし ( 面壁坐禅に近づかない ( 僧侶が多くおられた ( 経論を見てるのですが ( その本意に近づけないのです ( ...

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行 持  下  「 自称せん 」

正法眼蔵 行 持  下 「 自称せん 」西天にいたりて正師をみたるといふたれかその人いまだきこえざるなりもし正師にあはばいくそばくの名称をも自称せんなきによりて自称いまだあらず ( インドに行って ( 師に会ったという人を ( 聞いたことがありません ( 師に会っていたなら ( その名を自ら言うことでしょう ( 会ってないから述べないのです ( 道元禅師は ( お堅いイメージですが ( この一節からは...

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行 持  下  「 道念なきによりて 」

正法眼蔵 行 持  下 「 道念なきによりて 」仏法をもとむる名称ありといへども仏法をもとむる道念なきによりて西天にしても正師にあはずいたづらに論師経師にのみあへり ( 仏法を求めるという ( 強い意志はあるのですが ( 道心が整っておらず ( インドへおもむいても ( 師に出会う事が出来ません ( いたずらに論書や経典を ( 述べる師に会うのみですそのゆゑは正師は西天にも現在せれども正法をもとむる正...

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行 持 下  「 東 漸 」

正法眼蔵 行 持  下 「 東 漸 」西天の東来する宗旨を学せずば仏法の東漸 to-zen をあきらめざるによりていたづらに西天に迷路するなり ( 達磨大師が ( 中国へ来られました ( 大河が大海に注ぐように ( 仏法が東方へ伝わりました ( 仏法をなすとは、威儀を正し ( 聖十字の坐禅の中に ( 身を処す事に他ならないのですが ( その意味が理解出来ず ( 仏法を求めてインドへ ( 向かう人がおられるので...

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行 持 下  「 逃逝 」

正法眼蔵 行 持  下 「 逃逝 」行 持 下  25 )歩歩に謗法の邪路におもむく歩歩に親父の家郷を逃逝 to-sei すなんだち西天にいたりてなんの所得かある、ただ山水に辛苦するのみなり ( 行けば行くほど ( 仏法をないがしろにする事になります ( 行けば行くほど ( 家郷から遠ざかって行きます ( インドに行き、得る所があるかです ( ただ旅の辛苦が ( あるだけではないでしょうか ( 達磨大師の面壁坐...

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行 持 下  「 れいへい 」

正法眼蔵 行 持  下 「 れいへい 」梁の普通よりのちなほ西天にゆくものありそれなにのためぞ至愚のはなはだしきなり悪業のひくによりて他国にれいへいするなり ( 梁の普通年間 ( [ 梁の武帝の時代 520-527 ] ( 達磨大師が面壁坐禅を ( 中国に伝えた後も ( インドへ学びに行く者がありました ( 何のために行くのでしょうか ( とても愚かなことです ( 過去の悪業により ( 面壁坐禅を理解出来ず ( ...

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プロフィール

佐々木 正巳

Author:佐々木 正巳
佐々木正巳 
宮城県仙台市在住 
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )

62歳です。

仙台にお越しの折は
何気にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 
師 中川 宗淵 老師 
師 瀬島 龍三 先生 


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文章を通しての師

沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )
Rudolf Steiner 先生










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