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機能の器

「 宝 鏡 三 昧 」 8ただ文彩(もんさい)に形(あらわ)せば即ち染汚(ぜんな)に属(ぞく)す文彩(もんさい)すなわち言葉にする時固定化定義化せざるをえず生きて滞らない現実から離れてしまう形(構造)と 働き(機能)これらを別々に捉える、二つ同時に見る見方があります太陽は巨大な求心力(重力)ですべてを己の中心へ集め熱と光に変えて周辺へ放射しています太陽がすごいのは、形(構造)の中に、この働きが機能して...

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ただそ反射するのでなく

「 宝 鏡 三 昧 」 7動ずればカ臼(かきゅう)をなし差(たが)えば顧佇(こちょ)に落つ背触(はいそく)ともに非なり大火聚(だいかじゅ)の如し---------------------------------------------------大きな火の有り様真っ先に思い浮かぶは太陽です動じたり、たがえたり(まごついたり)そんなイメージは浮かばない古人はその中に何を見てたのか?異質なものを調和させてハーモニーを創造する指揮者のような意志を感じ取ってた...

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自らの意思を言葉で発する

「 宝 鏡 三 昧 」 6意言(こころこと)に在(あ)らざれば☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆意言、「 いげん 」 とも読めます意は自分の意思、言は言葉です自らの意思を言葉で発する意思を発揮しなければ、始まらない本人にやる気がなければ点々点です洞山良介禅師(807~869)は仏僧ですビジネス教本ではないのでこの意思言葉は坐禅で十字を切ることに他なりませんビジネスなら目標は明らかですでは仏僧が両鎖骨と胸骨で十字を切っ...

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意志を発揮する、意言を発する

「 宝 鏡 三 昧 」 5意言(こころこと)に在(あ)らざれば来機(らいき)亦おもむく☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆意思を発揮する、意言を発する禅僧においてそれは坐禅の威儀を正すこと具体的には「左右鎖骨」を横線に、「真ん中胸骨」を縦線にキレイ伸びやか健やかに、十字クロスを描くことこの意思の放射はどこか空の彼方に消えゆくか、というとそれらは、十字クロスへ帰って来る逆に述べるなら意思を発揮せず、意言を発せざ...

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消えるから、創れる

「 宝 鏡 三 昧 」 5銀椀(ぎんわん)に雪を盛り明月に鷺(ろ)を蔵(かく)す類(るい)して等(ひと)しからず混(こん)ずる時んば処(ところ)を知る 食パン&ゆで卵の白みのサンドイッチ一体化してるけど、それはそれ・これはこれ身体を支える血行、その動と静似てるけど、それはそれ・これはこれ人が坐禅を組んでなさる両鎖骨の横線、胸骨の縦線十字に交わり、健やかに伸びてるこれが 「生 成 興 隆 」 動脈系健やかな動...

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意志の継続

「 宝 鏡 三 昧 」 4「 如是(にょぜ)の法、仏祖密に付す  汝今(なんじいま)これを得たり   宜(よろ)しく能(よ)く保護(ほうご)すべし 」人が坐禅を組んでなさる両鎖骨の横線、胸骨の縦線十字に交わり、健やかに伸びてる 健やかな動脈が静脈に転じ、帰還するように放たれた心気は、転じて一点に帰還する供儀として捧げられたように一点に帰還し、寂滅する健やかに伸びる十字、心気を放つこの意志は継続される、な...

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一点に帰還す

「 宝 鏡 三 昧 」 3仏僧が坐禅を組んでらっしゃる左右鎖骨と胸骨が綺麗に十字をなし四方へ健やかに伸びてる動脈が身体末端に達し、転じて心の臓に帰還するこれに習い世界の果てまで達する、そして世界の末端から一点に帰還し寂滅す「 如是(にょぜ)の法、仏祖密に付す 」自分が自分の身体をレポートします今こんな感じになってる....

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プロフィール

正法眼蔵 

Author:正法眼蔵 
青葉坐禅堂


宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )

090-7325-5711 佐々木正巳 まで

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