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 行 持  「 法 操 」

正法眼蔵 行 持  「 法 操 」授手の日くれなんとす打舂の夜あけなんとすあるいは師の普説するときはわが耳目なくしていたづらに見聞をへだつ耳目そなはるときは、師またときをはりぬ ( 宗匠のもとには ( 多くの求道者が集まり ( みな同じく指導をこいます ( とはいえ ( 一人一人十分に向き合えば ( 日は暮れてしまい ( うすでつくよう、鍛えんとすれば ( 夜が明けてしまいます ( 師が要諦を説明して...

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行 持  「 難 辨 」

正法眼蔵 行 持  「 難 辨 」いま有道の宗匠の会をのぞむに真実請参せんとするときそのたよりもとも難辨なりただ二十三十箇の皮袋にあらず百千人の面々なりおのおの実帰をもとむ ( 仏道の指導者を求め ( そこに参じたいと願う時 ( 簡単にはいかない、という現実があります ( そう願うものは ( 二十人三十人ばかりではなく ( 百人千人もおられるからです ( そしてみな 「 実帰 」 を求めています   ( 心...

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行 持  「 露堂々 」

行 持  「 露堂々 」雪峰 se´po 真覚大師義存和尚かつて発心よりこのかた掛錫 ka-syaku の叢林 so-rin および行程の接待、みちはるかなりといへどもところをきらはず、日夜の坐禅おこたることなし雪峰草創の露堂々にいたるまでおこたらずして坐禅と同死す ( 雪峰山の真覚大師 ( 義存和尚は ( 道を求めようと発心して後 ( 叢林 so-rin での探求 ( そして日々の生活は ( 順風満帆であったとは言えません ( 道...

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行 持  「 波濤 hato 」

行 持  「 波濤 hato 」黄檗のむかしは捨衆 sya-syu して大安精舎の労侶に混迹して殿堂を掃灑 so-sai する行持あり ( 黄檗禅師のころ ( 僧堂を離れて ( 精舎を整備する方々と共に ( 伽藍を掃き清める行持がありました仏殿を掃灑し、法堂を掃灑す心を掃灑すると行持をまたずひかりを掃灑すると行持をまたず裴 hai 相国と相見せし、この時節なり ( 仏殿を掃き清め ( 法堂を掃き清めます ( 心を清めよう ( ...

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行 持  「 栽 樹 」

行 持  「 栽 樹 」臨済院慧照 e-syo 大師は黄檗 o-baku の嫡嗣 tekisi なり黄檗の会 e にありて三年なり純一に辨道するに睦州 boku-syu 陳尊宿の教訓によりて仏法の大意を黄檗にとふこと三番するにかさねて六十棒を喫す ( 臨済禅師 ~867 は ( 黄檗禅師 ~850 の法をつがれました ( 黄檗禅師に師事して三年  ( 睦州 boku-syu という方にうながされ ( 仏法の大意を三度  ( 黄檗禅師に尋ねられます ( しかし...

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プロフィール

正法眼蔵 

Author:正法眼蔵 
青葉坐禅堂


宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )

090-7325-5711 佐々木正巳 まで

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